鉄道ぷれす

駅からはじまる日常と非日常~鉄道ニュース

兵庫県

六甲高山植物園の「ミズバショウ」群落が見頃~春を告げる白い妖精~

阪神電気鉄道のグループ会社である六甲山観光が、六甲山上で運営を行っている「六甲高山植物園」では、春の訪れを告げる花「ミズバショウ」 の群落が見頃を迎えている。
北海道や東北地方など北国では、春を告げる花は「サクラ」ではなく、「ミズバショウ」や「コブシ」の花と言われています。北海道南部の気候に相当する六甲山でも、近頃は昼間の気温が10℃を超え、春らしい陽気になり、次々に春を告げる花が開花している。

ミズバショウ

唱歌「夏の思い出」で有名なミズバショウ。尾瀬では初夏に見頃を迎えるが、「六甲高山植物園」では春を告げる花として人気を博している。最も目立つ白い部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる葉が変形したものであり、その中に包まれるように咲く黄色い部分が花の集まり。
六甲高山植物園では、約600株のミズバショウを自然に近い環境で見ることができるよう栽培している。春を告げる白い貴婦人と称されるその姿はとても美しく、園内には華やかな景色が広がる。4月上旬より見頃を迎え、中旬ごろまで楽しめる見込み。

六甲高山植物園
阪神電気鉄道株式会社

-兵庫県
-