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「JR貨物グループ 中期経営計画2021」発表 期間内に経常利益100億以上

JR貨物は「JR貨物グループ 中期経営計画2021」を発表した。同社ホームページでPDFを見ることができる。
はじめに振り返りとして、2016年度に鉄道事業が黒字達成化する見通しであることに触れている。鉄道・関連の事業別開示を開始して以来、初めての黒字。経常利益・当期純利益も会社発足以来最高となる見通し。
2021年までの経営目標は「計画期間内に経常利益100億円以上を達成し、多少の経済変動があっても、その持続的な確保を目指す(「経営自立」の達成)。あわせて、将来の株式上場も可能な体制を作ります。」
そのための重点戦略は
(1)-1 鉄道ロジスティクス事業の利益の維持向上
(1)-2 総合物流企業への進化
(2) 事業開発の利益のさらなる拡大
(3) 間接部門の筋力アップ
(4) 経営基盤の強化
さらに、重点戦略の実現に向けて「業務創造推進プロジェクト」の取り組みが挙げられている。
そして、数値目標として
・計画期間内に100億円以上の経常利益を計上し、その後においても、持続的に利益を確保
・連結売上高は2,000億円以上(2016年度見通しは1,920億円)
などが明示されている。

関連:JR貨物 2017年度事業計画を発表 経常利益81億円、当期純利益64億円

JR貨物 日本貨物鉄道株式会社

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