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JR九州ファーム、 福岡と熊本の農場でGLOBALG.A.P.認証を取得

JR九州ファームは、3つの農場(6品目)で、農業の生産工程管理を見直し、GLOBALG.A.P.認証を取得した。
GLOBALG.A.P.(GAP=Good Agricultural practice:良い農業の実践)の目的は食品安全性を高め、「持続可能な農業」を実現すること。生産現場において「環境保全」「労働安全」「食品の安全性」の観点から、日々の生産工程管理を適正化する行い。欧州で2001年にEUREPGAPとして始まり、2007年にGLOBALG.A.P.へ名称を変更。現在では世界で最も普及している農場認証制度となっている。海外の小売や製造業界では仕入条件として広く運用されており、農産物に関する「最低限の安全基準」と位置づけられている。
JR九州グループの農業会社として、農業においても「ゆるぎなき安全」をつくりあげることを目的としている。

GLOBALG.A.P.

【認証取得農場】
○糸島農場(福岡県糸島市)キャベツ、レタス、人参、大根
○玉名農場(熊本県玉名市)ミニトマト
○宇土農場(熊本県宇土市)かんきつ(温州みかん、不知火、ネーブル)
【JR九州ファームの特徴】
・自社独自のマニュアルを作成し、分散した複数農場(多品目)を一括管理している。認証カテゴリー:オプション1マルチサイト(単一組織による複数の直営農場管理)。
・栽培の記録にシステムを導入。≪ウォーターセル株式会社『アグリノート』≫
【今後の展開】
・2017年度に新たに3つの農場で認証取得を目指す。(大分農場:ニラ、臼杵農場:甘藷、新富農場:ピーマン)
・2018年度以降、松浦農場(アスパラガス、ブロッコリー)、内野宿養鶏場(養鶏)の認証取得に取組み、全ての農場においてGLOBALG.A.P.を実践する。

九州旅客鉄道株式会社

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