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JR東海 新型電子踏切装置を開発、2017年4月以降整備を進める

2017/09/10

JR東海は、踏切 の安全性・信頼性を向上させるため、踏切を制御する踏切装置を電子化する取り組み(電子踏切化)を進めている。今般、小牧研究施設で、より高い安定性・信頼性を有する「新型電子踏切装置」が開発された。

◆電子踏切装置について
・遮断機や警報機が付いている踏切には、機器の動作を制御するための踏切装置が設けられており、継電器(内蔵しているコイルに電気を流し、電磁石の力を利用して電気回路の構成、遮断を行う機器)により機械的に制御する「機械式踏切装置」と、コンピュータにより制御する「電子踏切装置」がある。
・JR東海管内には、警報機が付いている踏切が約1800箇所あり、このうち約75%が「電子踏切装置」、約25%が「機械式踏切装置」による制御となっている。
新型電子踏切装置の特長と効果
①踏切装置の設計見直しによる雷・気温への耐久性向上及び長寿命化
<特長>
・配線や機器配置を工夫し、雷による過電流を回避しやすい設計にした。
・温度変化による制御回路の金属接合部分の劣化を防ぐため、制御回路をコーティングした上、踏切装置を格納する器具箱の耐熱・排熱性能を向上し、温度変化に強い仕様にした。
<効果>
・落雷や気温(高温や温度変化)に対する耐久性が向上することで踏切故障リスクを減少し、高い安定性を確保するとともに、装置寿命が約30%延びる。
②踏切装置の共通化による作業の効率化及び製作コストの削減
<特長>
・従来型の電子踏切装置は、列車が複雑に行き交う駅構内の踏切用(高度な情報処理能力が必要)と、駅間にある踏切用(駅構内より情報処理が簡易)の2種類に分かれているが、高性能な汎用集積回路を採用することで1種類に共通化した。
<効果>
・使用する部品、取扱方法、メンテナンス方法が一本化され、施工時やメンテナンス時の作業効率が向上する。
・従来と比べ、装置本体1台あたりの製作費を約25%低減する。
導入予定時期
2017年4月以降、「機械式踏切装置」及び「電子踏切装置」で制御している踏切(約1800箇所)を対象に、整備を進めていく。

JR東海 Central Japan Railway Company

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