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駅からはじまる日常と非日常~鉄道ニュース

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遠隔セキュリティカメラ運用拡大 西明石3/23~ 天王寺4/14~ 鶴橋4/28~

JR西日本は、ホームにおける安全対策とテロへの警戒を目的とした「遠隔セキュリティカメラ」を3月23日以降、西明石駅・天王寺駅・鶴橋駅と順次運用を拡大する。
現在、大阪環状線の京橋駅・新今宮駅・JR神戸線の三ノ宮駅で運用しているが、カメラの画像解析装置によって利用客のふらつきなどを検知し、危険を察知したセンターの係員が駅へ連絡して利用客の安全な乗降に効果を発揮していることから、拡大する。
今後も引き続き京阪神エリアの乗降人員の多い駅や転落事象が多く発生するホームを中心に順次導入することにより、安全・安心して利用できる駅づくりに向けて一層推進していく。

本システムは、全国的に増加傾向にある「ホームにおける鉄道人身障害事故」の主な要因となっているお酒を飲み過ぎた利用客の前兆行動を自動的に検知するほか、不審物の置き去りやホーム上のうろつきについても自動的に検知できることから、ホームにおける事故防止とテロへの対策として導入する。

運用箇所・時期は、西明石駅(在来線)2017年3月23日から。天王寺駅(阪和線ホーム除く)2017年4月14日から。鶴橋駅2017年4月28日から。

遠隔セキュリティカメラシステム

「遠隔セキュリティカメラ」は、駅構内の防犯カメラの画像から大きく蛇行しながら歩いている利用客やベンチなどで長時間座り込んでいる利用客、ホーム上の混雑、不審物の置き去りなどを画像解析装置で自動的に検知し、システムから警報を受けたセンターの係員が画像を確認後、危険性があれば駅に連絡して利用客への対応を行う。通常と異なる人の動きを検知するものであり、個人の特定は行わない。「著しく蛇行して歩いている状態」・「ホーム等における長時間の座り込み」・「ベンチで一定時間寝ている状態」・「ホーム等の壁に一定時間寄りかかっている状態」・「ホーム端からの線路内への侵入」・「ホーム上の混雑」・「不審物の置き去り」等の異常検知する。

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