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東海道新幹線 全線への脱線・逸脱防止対策を実施へ

東海旅客鉄道(JR東海)は、東海道新幹線の脱線・逸脱防止対策工事を、脱線時の被害拡大のおそれの大きい箇所(軌道延長596km)を対象に、2009年10月より2019年度末までに完了する予定で工事を実施してきたが、従来の対象箇所に加えて、本線の残り全てと各駅の副本線及び車両基地までの回送線等476kmを加えた東海道新幹線全線(軌道延長1,072km)について実施していくことにした。
また、脱線・逸脱防止対策の全線への実施を早期に完了させるため、2019年度末までに実施予定であった596kmに新たに50kmを加えた646kmについて、2019度末までに対策工事を完了させる。すべてが完了するのは2028年度目途。
東海道新幹線の脱線・逸脱防止対策として、これまで脱線時の被害拡大のおそれの大きい箇所、すなわち、東海地震の際に強く長い地震動が想定される地区の全区間及びその他の地区の高速で通過する分岐器・トンネル・三主桁の手前の区間について優先的に設置してきた。東海地震の際に強く長い地震動が想定される地区として参考で示されているのは下記の区間。
東海地震の際に強く長い地震動が想定される地区

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JR東海 Central Japan Railway Company

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