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JR東海 2017年度重点施策「超電導リニアによる中央新幹線計画の推進」

東海旅客鉄道(JR東海)は、2017年度重点施策のひとつとして「超電導リニアによる中央新幹線計画の推進」を挙げ、取り組みを進める。安全、環境、地域との連携を重視して着実に取り組み、沿線各地で工事を本格化させる。設備投額は1,590億円。

南アルプストンネル(山梨工区)工事

南アルプストンネル(山梨工区)工事

・中央新幹線計画については、健全経営と安定配当を堅持し、柔軟性を発揮しながらプロジェクトの完遂に向けて着実に取り組む。
・引き続き、地域との連携を密にしながら、測量、設計、用地取得等を計画的に遂行する。
・工期が長期間に亘り難易度が高い、南アルプストンネル、品川駅、名古屋駅をはじめ、必要な準備が整ったところについて、工事の安全と環境の保全を重視し、トンネル掘削、地中連続壁工等の各種工事を着実に進める。
・中央新幹線の高度かつ効率的な運営・保守体制の構築に向けて取り組む。
・資金面については、中央新幹線の建設の推進のため、財政投融資を活用した長期借入を進める。
(参考)財政投融資を活用した長期借入…2016年11月29日、2017年1月16日、3月10日にそれぞれ5,000億円を借入れ。2017年度も1兆5,000億円を借入れ予定。

起工式(長野県)

起工式(長野県)

(参考)2016年度 安全祈願・起工式の実績
・11月1日 南アルプストンネル(長野工区)
・12月13日 岐阜県 日吉トンネル(南垣外工区)
・12月19日 名古屋駅(中央東工区・中央西工区)

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JR東海 Central Japan Railway Company

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