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健康・スポーツ文化を発信する「JR秋田ゲートアリーナ計画(仮称)」始動

JR秋田支社は、秋田県・秋田市と一体となり、地域と連携して取組む「ノーザンステーションゲート秋田」として、次の20年に向けた秋田の活性化を目指した取組みを進めている。この度、秋田駅東口に、「ノーザンステーションゲート秋田」の新たな顔となる「JR秋田ゲートアリーナ計画(仮称)」を始動する。秋田駅東口は「秋田プラチナタウン研究会」の一環として、健康・スポーツを通じた、3世代が元気に暮らせるプラチナタウンの検討を進めており、2018年春、城東スポーツ整形クリニック(仮称)の開業を予定している。クリニックに隣接する場所に、バスケットボールを中心とした体育館と子育て支援施設を一体的に整備し、プラチナタウンを推進するとともに、秋田駅周辺全体の秋田版CCRCを形成していく。

計画地

CCRCとはContinuing Care Retirement Communityの略。日本版CCRC構想有識者会議では、日本版CCRC構想は「東京圏をはじめとする高齢者が、自らの希望に応じて地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療介護が必要な時には継続的なケアを受けることができるような地域づくり」を目指すものとされている。秋田版CCRCは「生涯活躍のまち」に向けた秋田版の官民連携の取組み。秋田駅周辺では東口と西口が既存施設と一体となり秋田版CCRCを形成していくとのこと。

秋田駅東口プラチナタウン 鳥瞰イメージ

秋田駅東口プラチナタウン 鳥瞰イメージ

「JR秋田ゲートアリーナ計画(仮称)」は、閉鎖的な空間になりがちな体育館を都市に開かれた形で開放的に整備し、新幹線や沿道を客席と見立てた今までにないアリーナとする。本施設はJR東日本秋田バスケットボール部ペッカーズの活動拠点となり、また、昨年からBリーグに参戦している秋田ノーザンハピネッツと連携し、プロチームの練習拠点としての利用も予定しており、秋田の玄関口からバスケットボールを発信し、気軽に選手たちに会える環境づくりを行う。さらに駅前のアクセスの良さを活かし、スポーツ大会等の開催など地域利用を促進し、県内外の来訪者を増やす計画。着工は2018年夏ごろ。

関連:秋田駅東口に新たなクリニックを計画 プラチナタウンの実現を目指す

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