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JR東日本グループ 多言語案内体制を強化 タブレット端末や電話を活用

JR東日本グループは、訪日外国人旅行者をはじめ、外国語を母語とする利用客に安心、快適に利用してもらうため、多言語による案内体制の強化に取り組んでいる。
災害時の避難誘導や輸送障害時の機動的な案内を充実させるため、2016年3月より一部駅等で試行的に導入していた、4言語(日英中韓)での音声情報、文字情報で情報提供を行うアプリケーションについて、試行の結果を踏まえ、この度JR東日本管内のタブレット端末が配備されている全駅、全乗務員(車掌・運転士)区所に導入の拡大を実施した。
また、駅や車内でのスムーズな案内を実施するため、これまで10時〜18時の間に対応していた業務用の多言語電話通訳について、株式会社ブリックスの協力を受け、24時間対応とする。

使用イメージ

1.タブレット端末を活用した多言語による情報提供の強化
タブレット端末から発信される音声情報、端末画面に表示される文字情報により、駅係員・乗務員が輸送障害時の案内、災害時の避難誘導等を行う。
■内容 一部駅・乗務員区で試行的に導入していたアプリを、JR東日本管内のタブレット端末が配備されている全駅、全乗務員(車掌・運転士)区所の端末(約20,000台)に拡大する。
■使用方法 駅係員、乗務員が駅構内放送・車内放送で使用する他、利用客に対面しアプリの画面を見せての案内を想定。
■導入時期 2017年3月21日
■対応言語 日本語、英語、中国語(北京語・簡体字)、韓国語

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2.業務用多言語通訳の拡充
駅や車内において、日本語での案内が難しい利用客に対し、駅社員・乗務員が通訳センター((株)ブリックスが運営)に電話し、オペレータを介して案内を行う。
■導入箇所 JR東日本管内の全有人駅、全乗務員(車掌・運転士)区所
■導入時期 2017年4月1日以降順次
■利用可能時間 24時間(年中無休)
■対応言語 英語、中国語(北京語・簡体字)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語

サービスイメージ

サービスイメージ

英語・中国語など電話を使った多言語通訳センター・翻訳|ブリックス
JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社
びゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと

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