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南町田拠点創出まちづくりプロジェクト 商業施設計画の概要が決定

東京急行電鉄は、田園都市線南町田駅周辺において、町田市とまちづくりに関する協定を締結し共同で推進している「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」に基づき、隣接する駅や鶴間公園と一体となった新たな商業施設の開発計画に着手する。

俯瞰イメージ

本計画は、駅・公園・商業施設の周遊性向上および周辺環境と調和した商業施設によるにぎわいの創出を目的に、2月12日に閉館した 「グランベリーモール」の敷地を再整備するもの。施設コンセプトを「生活遊園地~くらしの『楽しい』があふれるエンターテイメントパーク~」とし、「街歩きの楽しさを感じられる買物空間」と「食」「遊び」「ライフスタイル」などをテーマにした体感型施設「くらしのエンターテイメント空間」を備えた商業施設、豊かな自然を感じながら異なる楽しみ方ができる7つの広場で構成される。開業予定は2019年度。
敷地内は、2層または3層を中心としたオープンモールとし、駅から商業施設や鶴間公園、周辺住宅地までの周遊性を高める歩行者ネットワークを整備する。商業施設は、店舗数を従前の2倍の約200店とし、「グランベリーモール」で好評だったアウトレットをさらに拡充するとともに、ライフスタイル提案型の物販や飲食店などを備える。また、同時期に南町田駅のリニューアルを行い、公園や商業施設と融合した開放的な駅空間にするとともに、エスカレーターやホームドアを設置し、安全性と利便性の向上を図る。

■商業施設
施設デザインには世界的に著名なラグアルダ・ロウ・棚町建築事務所のデザイナーであるPablo Laguarda(パブロ・ラグアルダ)氏を起用、デザインコンセプトに「ヴィレッジ型空間」を掲げ、街や自然との調和を図るとともに、歩くたびに新しい発見や出会いが生まれる魅力ある商業施設空間となる。

駅前街区と中央街区をつなぐデッキ付近の店舗外観イメージ

駅前街区と中央街区をつなぐデッキ付近の店舗外観イメージ

■広場
出会いや交流の拠点となる7つの広場では、それぞれ異なる楽しみ方ができる。

アーティストやパフォーマーによるイベントでにぎわう広場イメージ

アーティストやパフォーマーによるイベントでにぎわう広場イメージ

南町田駅のリニューアル
公園や商業施設と融合した開放的な駅空間にするとともに、エスカレーターやホームドアを設置し、利用客の安全性と利便性の向上を図る。

まちの玄関口としてリニューアルする駅構内イメージ

まちの玄関口としてリニューアルする駅構内イメージ

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